2017-03-20

いちいち覚えてないとしてもおかしくはないという話し

 いろいろあって,青天霹靂にわか雨の更新がすっかりご無沙汰になってしまいました。青天霹靂にわか雨を更新しない時は,全然,余裕がない時なわけで,余裕が出てきたわけでは決してないんですが,余裕があることを装うと思って,グダグダ書いてます。

 すっかり間が空いてる間に,いろんなことがありました。トランプが大統領になったり,WBCが開幕したり,でも今,一番注目されてるのは,あの学園のことでしょう。
 国有地の払下げの話しは,きっと誰かがちゃんとしたコトを書いてくれてると思うんで,弁護士は,裁判に出廷したことわすれちゃうの?という話しをします。この話ももう,散々されてる気もしますが・・・

 問題を整理すると,

 ①弁護士は,依頼を受けたことを忘れるの?
 ②弁護士は,他の弁護士の代わりに裁判に出廷するの?
 ③弁護士は,裁判に出廷したことを忘れるの?
 
 と,だいたいこの3つくらいの問題に集約されるんだろうなと思います。忘れちゃうの?かどうかは,記憶力の問題です。だと,話しが終わっちゃうんで,もう少しグダグダ書きます。

 ①は,依頼者や事件によります。印象に残ってる依頼者や事件だと覚えてますが,そうでない場合は,忘れちゃうことも多いです。昔の依頼者から電話をもらうことがたまにありますが,正直,覚えてないことも多いです。 話しながら,データや記録を見て思い出す感じです。
 そもそも,弁護士が複数いる事務所では,まったく面識がないこともあります。事件の中身とか知らないなんて,珍しくありません

 ②はあります。何かの拍子で担当弁護士が出廷できない場合に,次の裁判の期日を決めるためだけに出廷します。当然,事件の中身は知らないので,形式的なことをするだけです。
 第1回期日は,裁判所と原告で日程を決めるんで,担当弁護士が出廷できなかったのはおかしいんじゃない?という意見もありますが,体調不良とか,交通機関の遅延とかも考えられるんで,まったくない話しではないと思います。

 ③も①と同様です。事件によりけりです。

 ということで,調べもせずに答弁したのはまずかったんでしょうが,虚偽だったかどうかは定かではありません
 もっとも,別の弁護士のクライアントだったとしても,月10万円もらってた顧問先にまったくノータッチだったとは思えないですけどねぇ~

 ♪Mr.Children「忘れ得ぬ人」(アルバム:REFLECTION {Naked}収録)

今さらながら,都構想の根拠法を見ておこう

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